【事業名称】平成28年度|山形県/山形市
山形まるごとCOOL CHOICE事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

山形市は、山形県の東部に位置し、奥羽山脈、山形盆地、西部丘陵地にまたがり、面積のほぼ65%は山岳丘陵地帯となっています。
奥羽山脈に位置する蔵王山は、豊富な「温泉」や全国的にも珍しい「樹氷」などの多くの観光資源を有しております。
また、市内東部には、天台宗の僧円仁(慈覚大師)によって開山されたと伝えられる「山寺立石寺」や、桜の名所としても知られる「霞城公園」、秋の「日本一の芋煮会フェスティバル」など、豊かな自然と食に恵まれた街であることから、年間を通して多くの観光客が訪れています。

【人口】253,832人 (平成27年国勢調査)
【面積】381.58平方キロメートル
【気象】平均気温 12.1度、日照時間1560.1時間、年降水量1002.0ミリメートル、積雪最深 41センチメートル
【産業】第3次産業が最も多く(全体の2/3)、次いで第2次、第1次

蔵王の樹氷

山形市ホームページ
https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/


事業の概要

「山形まるごとCOOL CHOICE事業」は、2016年7月2日、国のライトダウンキャンペーンの一貫として行った「キャンドルスケープin山形2016」の場で、多くの市民が見守る中、パリ協定を受け、山形市長がCOOL CHOICEに市を挙げて取り組み、地球温暖化対策に積極的に取り組むことを宣言した「COOL CHOICE推進宣言」でスタートしました。
その後、8月~11月に掛けて、市内の大きなイベントでCOOL CHOICEの普及推進及び賛同票の収集を行い、当初予定していたイベントでの目標数を上回る賛同を得ることができました。 また、広報としては、山形市の市政番組(TV)やラジオ番組へ担当者が出演し、山形まるごとCOOL CHOICE事業の内容やCOOL CHOICEの取り組みを紹介すると共に、市報にも夏と秋に掲載し、市内全戸に周知しました。
その他、山形市中心街100円循環バスにCOOL CHOICEの車外広告を掲載しPRに努めました。
市民参加型の事業としては、秋の行楽シーズンに合わせ、10月(公民館)と11月(やまがた環境展2016)にエコドライブ体験講座を実施しました。
また、10月には、山形地方気象台とキリバス共和国から講師を招き地球温暖化防止講演会を開催し、多くの市民が現状と課題を知ることができました。
その後、冬場の省エネ対策に有効である、エコ住宅基礎講座や断熱リフォーム診断、エコ住宅体験会を行ったところ、市民の関心の高さを窺い知ることができました。

8月4日 花笠サマーフェスティバルでのPR

11月19日、20日 やまがた環境展2016でのPR

11月28日 地球温暖化防止講演会

1月15日 エコ住宅


総事業費
5,665,707 円
補助金額
5,665,000 円

事業実施にあたって工夫した点

・ 様々な事業を通年で、バランス良く実施しました。
・ 事業によって、一番効果的な季節に実施することを心がけました。
・ NPOなど地域活動に積極的に取り組んでいる団体と連携しました。
・ 既存の予算で対応可能なものは効率よく使いました。(広報費など)
・ 賛同票を収集するにあたっては、山形県の省エネの取り組みと連携し、集客が見込まれるイベントなどで効果的にPRしました。

担当窓口

都道府県
山形県
地方公共団体名
山形市
部・課・担当係
環境部 環境課


【以下で他の事例を検索することができます】