【事業名称】平成29年度|北海道/北見市
「COOL CHOICE オホーツク」普及啓発事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 北見市は、北海道の東部に位置し、平成18年に1市3町(北見市、端野町、常呂町、留辺蘂町)が合併して誕生した人口12万人のオホーツク圏最大の都市です。
 戦前には世界の約7割を生産したハッカで栄えたまちで、現在は日本全国の約4分の1の収穫量を誇る日本一の玉ねぎ産地であり、人口当たりの焼肉店数が北海道一の焼肉のまちでもあります。
 また、日本初の屋内専用カーリングホールが建てられたまちで、多くのオリンピック選手を生み、女子カーリングチーム「LS北見」は2018年平昌オリンピックへの出場を決めています。

カーリング

北見市ホームページ
https://www.city.kitami.lg.jp/


事業の概要

 北見市では、市長が国民運動「COOL CHOICE」への賛同を宣言し、今年度は近隣の訓子府町・置戸町と協同し「COOL CHOICE オホーツク」をスローガンに掲げ、「暖房・冷房利用時の適切な温度設定」「家電・照明の適正な利用」「公共交通の利用」の3つを主要テーマに温暖化対策を推進しています。
 本事業では、地元の環境関係団体や訓子府町・置戸町と連携し、環境フォーラムを企画したほか、市の広報紙やホームページ、ラジオ、地元のイベント、ラッピングバスなどでの周知活動、市民アンケートの実施を通して、「COOL CHOICE オホーツク in 北見」の普及拡大に取り組んできました。
 また、商工会議所と連携し、地元の事業者への周知拡大を図り、多くの事業者から賛同を得ることができました。
 さらに、子ども向け学習冊子を作成して、子育て世代への温暖化対策の普及啓発に努めました。
 今後も近隣市町村と協力しながら、地域特性を踏まえた温暖化対策の推進に努めてまいります。

地元イベントでの啓発活動の様子

環境フォーラム開催の様子

啓発資材による周知活動風景


総事業費
4,091,244 円
補助金額
3,600,000 円

事業実施にあたって工夫した点

・近隣の訓子府町・置戸町と連携することにより、広域的な温暖化対策のム―ブメント創出を図りました。
・地元の環境NPOと連携して子どもたちにもわかりやすく身近な地域の実状に即した学習冊子を作成することで、昨年度認知度の低かった若年層への普及啓発を、また自習報告キャンペーンを実施することで、子どもたちの家族を巻き込んだ自発的な取り組みの促進を目指しました。

担当窓口

都道府県
北海道
地方公共団体名
北見市
部・課・担当係
市民環境部 環境課


【以下で他の事例を検索することができます】