【事業名称】平成29年度|兵庫県/川西市
地域と連携したCO2排出削減促進事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 川西市は、人口158,873人(平成29年12月末現在)、世帯数69,550世帯(平成29年12月末現在)、面積53.44平方キロメートルです。
 地域特性としては、恵まれた公共交通網を生かし、昭和40年代に川西方式(全国初の「住宅地造成事業に関する指導要綱」)により民間事業者による戸建専用ニュータウンが各地域に開発され、大阪のベットタウンとして人口が急増しました。

アステ市民プラザから見た中心市街地

川西市ホームページ
http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/


事業の概要

 市長を先頭にCOOL CHOICEの普及啓発を推進しています。普及啓発活動を行うにあたり、公共交通機関の利用促進、スマートムーブ活動、クールビズ、ウォームビズに特化した取組を、学識者・公共交通事業者・県そして地域住民と協働して行っています。
 また、次世代を担う子ども達に、国民運動であるCOOL CHOICE活動の具体例を紹介して、環境学習及び公共交通まちづくりを学ぶため、学識者・県・公共交通事業者と協働してモビリティ・マネジメント教育(MM教育)の中にCOOL CHOICEの内容を取り入れて実施しています。

・共通の公共交通機関沿線の隣接する3自治体のCOOL CHOICE啓発ポスターを共同で作成し、掲示しています。(電車・バスの車内、駅構内、小・中学校、商業施設等)
・市内の小学校において、実施学年の内容に合わせて社会科の授業の中で、出前授業を行っています。また、副教材を作成し、出前講座の際に配布しています。
・市内の県立高等学校の特色類型の学生と連携したCOOL CHOICE学習を実施し、次世代人材の育成を推進しています。
・市内2地域の住民から参加者を募り、スマートムーブ活動に取り組んでもらうことによるCO2排出量の削減量を算出しています。

活用事例:クールチョイス教育の風景

活用事例:駅構内に3自治体共同の啓発ポスターを掲示

活用事例:バス車内に3自治体共同の啓発ポスターを掲示


総事業費
2,705,626 円
補助金額
2,501,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 普及啓発活動を行うにあたり、共通の公共交通機関を利用する近隣3自治体で広域連携を取り、共同ポスターを作成しました。そのポスターを公共交通事業者等と協働して電車・バス及び駅構内等に掲示して、市内のみならず市外に対しても広く周知を図りました。
 また、小学校の社会科の授業で、国民運動であるCOOL CHOICEについて学習するにあたり、大学教授による夏期教員研修会を実施しました。
 そして、教育委員会と学校現場に対しては、時間をかけてコミュニケーションを図り、きめ細やかな説明を心がけた結果、市内16小学校のうちほとんどの小学校でCOOL CHOICE教育が実施出来る見込みです。

担当窓口

都道府県
兵庫県
地方公共団体名
川西市
部・課・担当係
都市政策部 都市政策室


【以下で他の事例を検索することができます】