【事業名称】平成29年度|長崎県/佐世保市
地球温暖化防止イラストコンクールと公共交通事業者との公共交通の利用促進事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 佐世保市は、明治22年に海軍鎮守府が設置されたことに伴い、様々な都市機能が置かれ、急速に人口が増加して誕生し、明治―大正―昭和―平成の時代の中で、国の防衛機能と共存しながら、成長してきた、人口、251,288人(H30.1.1現在)面積、426.06k㎡の地方都市(中核市)です。
 また、佐世保市は、日本本土の最西端、長崎県北部に位置しており、市内には、県内最高峰の国見山(777m)などの山系が連なり、臨海部はリアス式海岸が形成されています。
 西海国立公園「九十九島」やハウステンボスは全国的にも有名な観光地となっています。
 現在、佐世保市の「黒島の集落、黒島天主堂」の世界遺産登録に向けて取り組んでいます。

ハウステンボス

佐世保市ホームページ
http://www.city.sasebo.lg.jp/


事業の概要

 佐世保市では、民生家庭部門と運輸部門において、佐世保市の温室効果ガスの排出割合が全国より高いため、「地球温暖化への意識向上」「省エネルギー行動」「自動車からの排出削減」のCOOL CHOICE宣言をしています。
 今年度においては、H28事業からの継続性をテーマにH28に本事業で決定した市民版COOL CHOICE取組スローガン「公共交通の利用をしよう!」を中心に添え、事業者と連携を図りながら啓発事業を展開しました。
 具体的には、COOL CHOICEをテーマに児童が描いた作品を公共交通事業者3社の車両計6両にラッピングを行うとともに、公共交通イベントにおいて「COOL CHOICE号発車式」を開催しました。
 また、地元ケーブルテレビと連携してCOOL CHOICEの26テーマについての広報番組を制作し、意識啓発を図りました。
 更には商工会議所と連携したCOOL CHOICEのチラシ作成や各ガソリンスタンドと連携したドライバーへのエコドライブを促すための「啓発のぼりの掲出」や「啓発ラジオの放送」等を行いました。
 なお、公共交通事業者においては、本事業の趣旨を踏まえ、事業終了後においても会社独自にラッピング事業を無償継続していただく等、各団体と自治体が連携を図りながらCOOL CHOICEの意識啓発を図っております。

松浦鉄道COOLCHOICE号(ブルー)

西肥自動車ラッピングバス

COOL CHOICE発車式の様子

エコドライブ啓発用のぼりの掲出状況写真


総事業費
9,660,860 円
補助金額
9,660,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 COOL CHOICEの取組が通年にわたって継続すべき事業であることを鑑み、H28取組がH29においても継続できるようストーリー性を持たせた事業展開を図りました。
 また、本事業完了後においても、少しでも長い期間、継続して啓発できるよう、事業所独自で無償による広報を行っていただく予定としています。
 佐世保市においては、H29.7.1から法に基づく、地域地球温暖化防止活動推進センターを設置しており、事業実施においては、その専門性を活かす取組を展開しました。

担当窓口

都道府県
長崎県
地方公共団体名
佐世保市
部・課・担当係
環境部環境保全課


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