【事業名称】平成29年度|熊本県/熊本市
COOL CHOICE CITY くまもと 2017 普及啓発事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 熊本市は、勇壮な熊本城、日本一の規模を誇る地下水と豊かな緑等、歴史文化と自然に溢れたまちです。古くは城下町として栄え、現在も九州各拠点都市を繋ぐ要衝を担っています。
 また自治会加入率が高く、地域のコミュニティ活動や災害時のボランティア活動等高い地域力が発揮され、市民公益活動も盛んです。
 今後は、「熊本市第7次総合計画」に掲げた「上質な生活都市」を目指すとともに、平成28年熊本地震からの復旧・復興のための「熊本市震災復興計画」を進め、市民力・地域力・行政力を結集し、熊本の再生と創造に取り組んでいるところです。

熊本市最大の湧水池である江津湖
(「平成の名水百選」に選定された「水前寺江津湖湧水群」の一つ)


事業の概要

 熊本市は、平成28年熊本地震からの復旧・復興にあたり、市民・地域・行政が総力を挙げて取り組んでおり、本年度は、その取り組みを加速させる復興元年と位置づけ明日への新しいまちづくりを進めることとし、その一環として、「創エネ」「省エネ」を実現するゼロ・エネルギー・ハウスの普及や地球温暖化に配慮したライフスタイルを、市民・事業者のみなさんと目指すことを宣言し、「COOL CHOICE」の普及啓発に取り組みました。
 平成29年度は、熊本市において高い発信力と集客力のある地元のプロサッカーチーム「ロアッソ熊本」とともに、ロアッソ熊本ホームゲーム月例イベント、地域の総合月刊情報誌への連載誌面の掲載、幼稚園・保育園での体験型出前講座などを通して、省エネ住宅の啓発はもちろん、幅広い層への低炭素アクションの働きかけを行いました。
 また、本市の中心市街地で、「COOL CHOICE CITY くまもと フェア 2017」を開催し、節水・緑の保全・ごみ減量などから見た地球温暖化対策や、省エネ住宅、省エネ機器、エコカー等の啓発ブースによる呼びかけをしたほか、地域支援の専任職員と協力した地域密着型の情報発信、多くの市民が利用する路面電車への広告掲載、事業者向けの省エネ支援情報の発信などを行いました。

COOL CHOICE CITY くまもと フェア 2017

ロアッソ熊本月例「COOL CHOICE」イベント

ロアッソ熊本ホームスタジアム上の熊本市職員


総事業費
9,348,234 円
補助金額
9,348,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 さまざまな場面で、ロアッソ熊本の人気キャラクターであるロアッソくんやスタジアムDJに登場していただき、「COOL CHOICE」の普及啓発活動に取り組んでいただきました。
 また、ロアッソ熊本ホームゲームでは、スタジアム大型ビジョンを活用した選手出演の「COOL CHOICE」紹介映像を放映したり、ロアッソ熊本の選手との「COOL CHOICE」の啓発を目的とした交流イベントを開催するなど、来場者が楽しめるイベントになるよう工夫しました。

担当窓口

都道府県
熊本県
地方公共団体名
熊本市
部・課・担当係
環境局 環境推進部 環境政策課 温暖化対策室


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