【事業名称】平成29年度|北海道/真狩村
地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

北海道真狩村は、
〇人口2,078人(平成30年2月現在)、高齢者が34%(平成28年1月現在)を占めます。
〇気候 山の南麓にあるため、風力は比較的弱く、風水害は少ないです。冬の寒さは厳しく、1月から 3月までの平均気温は-5.3℃で最低気温が-20℃に達することがあります。
 また、年間降雪量は約 7m、 2月には最深積雪約 1.5mに達する道内でも有数の豪雪地帯です。
〇地域特性 「えぞ富士」と呼ばれる美しい羊蹄山を間近に見ることができる南麓に位置し、農業を基幹産業として発展してきた純農村です。
 中でも食用ユリ根は、全国一の出荷量を誇り、羊蹄山の湧き水が有名です。また当地出身の演歌歌手細川たかしさんの記念像は、道内外からの観光客で賑わっています。

羊蹄山の湧き水

真狩村ホームページ
http://www.vill.makkari.lg.jp/


事業の概要

〇村長のCOOL CHOICE宣言を平成28年10月20日行いましたが、さらに今年度も平成29年6月8日に佐々木村長が先頭に立ち、COOL CHOICEへの賛同を村のHPで表明しました。
 村の具体的な取り組みとして、今回の環境省補助事業を挙げ、村や事業者へ参加と、COOL CHOICEへの賛同を呼び掛けました。
〇7月~2月の長期にわたり、2会場でCOOL CHOICE11の事業メニュー全てを説明するパネル展示を実施しました。
 「①クールビズ実施の推進」については、地域の資源を活かすため、「羊蹄山の湧き水で涼を楽しもう!」というパネルも展示しました。
〇8月と1月に、EV・PHEV試乗会を開催しました。特に1月には豪雪地帯の雪道を走行するのに十分な性能があることを御理解いただくようにしました。
 またEVをV to Hにつないで実際に電気器具に電気供給するデモンストレーションも実施し、EVが乗り物としてだけでなく給電できること、蓄電池としても使えるメリットをお伝えしました。
 試乗後はスタッフからCOOL CHOICE運動について説明、賛同をお願いしました。
〇8月にライトダウン線香花火大会&真狩村長杯「フォトコンテスト」atまっかり温泉を開催し、フォトコンテスト優勝・準優勝写真を引き伸ばしてパネルにし、COOL CHOICEパネル展示会場に展示しました。

EV・PHEV試乗会

COOL CHOICEパネル展示

ライトダウン線香花火大会優勝者写真


総事業費
4,980,960 円
補助金額
4,980,000 円

事業実施にあたって工夫した点

〇昨年も行った電気自動車試乗会だけでは、参加者の年齢層が限定されるため、老若男女が誰でも参加しやすいイベントを考え、ライトダウン線香花火大会を実施しました。
 さらにフォトコンテストを実施し、パネル展示会場に展示しました。
〇COOL CHOICEパネル展示を村役場庁舎、まっかり温泉で実施し、11の事業メニュー全てをカバーし、数か月にわたって展示し、期間を確保しました。
〇COOL CHOICEという言葉をまずは覚えてもらうようシンガーソングライターのゴライト氏にCOOL CHOICEオリジナルソング「電気自動車に乗ろう」を作っていただき、試乗会場で流しました。
〇試乗会において、参加者・試乗者に御説明する際に、北海道の豪雪地帯の雪道でも、電気自動車が問題なく、十分に走行出来ることを説明しました。

担当窓口

都道府県
北海道
地方公共団体名
真狩村
部・課・担当係
総務企画課地域振興係


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