【事業名称】平成29年度|滋賀県/竜王町
竜王町COOL CHOICE国民運動促進事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 滋賀県竜王町は、人口は約12,000人で、琵琶湖の東南部、蒲生平野に位置し、万葉ロマン漂う緑豊かな文化の町です。
 また肥沃な大地に恵まれた古くからの農業の町で、良質の『近江米』が生産され、『近江牛』の肥育の本場でもあり、平成28年10月には『近江牛発祥の地』を宣言いたしました。
 一方、町内を東西に横断する名神高速道路には竜王インターチェンジが開設されており、国道8号とあわせた交通の利便性から工業・商業も発展し、農・工・商がバランスよく調和したまちづくりとなっています。
 そして平成28年には町内2つの道の駅が、国土交通省の『重点道の駅』に選定され、活気あふれるまちづくりに日々躍進しています。

竜王町は日本三大和牛のひとつ「近江牛」の発祥の地

竜王町ホームページ
http://www.town.ryuoh.shiga.jp/


事業の概要

 竜王町は、竜王町内に名神高速道路竜王ICを有し、国道8号及び477号も通っており、自動車産業が盛んであることとあわせ、町内に鉄道の駅が無いため、自動車の保有台数が極めて多くなっています。
 このことから、竜王町においては、モビリティーの低炭素化は急務であると考え、平成29年5月2日に国民運動「COOL CHOICE」への賛同宣言を実施しました。
 本事業では、町内における幅広い年齢層の方に対し、参加しやすい方法で「COOL CHOICE」の普及啓発活動を実施することで、地域への周知浸透および賛同者の増加によるコミュニティ全体の意識向上を目指しました。
 具体的には次の内容を実施しました。

①全事業期間にわたる取り組みとして、「COOL CHOICEチーム竜王」を結成し、町内の事業者に町の進めるCOOL CHOICE事業への協力を呼び掛け、賛同いただける事業者には「COOL CHOICE チーム竜王認定証」を発行しました。

②COOL CHOICEの啓発パネルを制作して、10月~11月は「道の駅竜王かがみの里」で、1~2月は町内のもう一つの道の駅である「道の駅アグリパーク竜王」で展示しました。

③10月14日(土)に滋賀県トラック・バス・タクシー協会が主催し、県が共催、竜王町が後援する滋賀県交通安全フェアのイベント時に、町内に大規模工場を有するダイハツ工業と連携し、エコカーの展示・エコドライブの説明会を開催し、エコドライブについて説明するパネルも展示しました。

④竜王町文化祭の開催期間である11月3日(祝)に「STOP地球温暖化!ショー」を竜王町公民館 駐車場特設ステージで開催しました。
 第一部では、成人をターゲットとして滋賀県地球温暖化防止活動推進センターと連携し、「COOL CHOICE トークショー」を行いました。トークショーでは町長が竜王町の温暖化抑制に向けた取組を話し、最後には、町長がリーダーシップを発揮する形式で、町長の呼び掛けで来場者全員で「COOL CHOICE!」を宣言しました。
 第二部では、親子連れをターゲットに明るく、楽しく、ためになる「科学実験パフォーマンスショー」を開催しました。科学実験パフォーマーが、まずは、空気や二酸化炭素の仕組みを炭酸飲料や風船などを使ってわかりやすく伝え、地球温暖化防止の必要を訴えました。

⑤2月17日(土)、18日(日)両道の駅でワクワクEV・PHEV試乗会を実 施し、各々32組、43組の試乗がありました。
 両日とも、「あったかメニューでウォームビズ」をテーマに、道の駅の協力を得て、名物竜王そばや豚汁、甘酒、餅つきなども出店し、集客に努めました。

滋賀県交通安全フェア(ダイハツ工業との連携ブース)

わくわくEV・PHEV 試乗会

文化祭トークショー

文化祭科学実験ショー


総事業費
3,596,000 円
補助金額
3,596,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 地元大手自動車製造工場の協力のもと15,000人が訪れる県の交通安全のイベントでエコカーとエコドライブ展示をしたり、町民が多く訪れる町の文化祭などとコラボしてトークショー&サイエンスショーを開催するなど、集客力のあるイベントとの相乗効果を狙って実施したことによって、より多くの方にCOOL CHOICEの啓発が実施できたと思います。

担当窓口

都道府県
滋賀県
地方公共団体名
竜王町
部・課・担当係
商工観光課


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