【事業名称】平成28年度|三重県/鈴鹿市
地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
昭和17年12月、軍都として2町12カ村が合併し、人口約5万2,000人から出発した鈴鹿市は、自動車産業など数多くの企業を誘致し、伊勢湾岸地域有数の内陸工業都市として発展してきた。
また、農業においても、恵まれた豊かな大地で、茶や花木をはじめ、水稲などの生産が活発に行われ、農業と工業がともに成長した「緑の工都」として現在に至っている。
さらに近年では、国際交流や市民文化の向上に力を入れるなど、あらゆる面からの発展を遂げてきた。
現在、市の総面積は194.46㎢、人口約20万人で、産業、経済、文化、市民生活など調和のとれた発展を続け、国際的な観光都市としても知られている。
鈴鹿バルーンフェスティバル
http://www.city.suzuka.lg.jp/
事業の概要
本事業実施にあたり、市長自らが市としてCOOL CHOICEへの賛同を行い、その宣言を市公式ホームページ上で公表した。
また、平成28年6月5日の環境の日にあわせた市の温暖化防止対策啓発活動の出発式の際にも、市としてクールチョイスに賛同し、推進していくことを改めて宣言した。
クールチョイスとは何か、という基本的なことをメディアで紹介することで、まずは市民への認知度向上を図った。
ラジオ放送では個別具体的なクールチョイスを紹介することで、クールチョイスは日常生活の中で簡単に取り組むことの出来るものだということをPRした。
今回の事業の骨子であるメディアでの放送は9月から開始し、テレビは、長短あわせて3種類のパターンを作成し週替わりで放送した。
また、市環境政策課が参加するイベントで、クールチョイス啓発の一環としてメディアで放送していることをPRし、クールチョイスの賛同を募った。
CNS 動画撮影風景
鈴鹿ボイスFM 放送風景
作成した動画を活用したイベントでの活用
- 総事業費
- 2,998,500 円
- 補助金額
- 2,998,000 円
事業実施にあたって工夫した点
ケーブルネット鈴鹿・鈴鹿ボイスFMという地域に密着した地元メディアを活用して啓発するという手法を選択したことで、環境に関心が薄い人を含む不特定多数への啓発は可能となったが、賛同をするという行動をとってもらうことまでは難しい面があった。
このため、作成した啓発動画等をイベント等で活用し、直接来場者にクールチョイスへの市の取組を啓発することが出来、
かつ対面で説明することで賛同を得ることにつながった。
また、市の取組の情報発信の一環として、市公式HP内に、この作成した動画のリンクを貼り、常時閲覧できるようにした。動画を活用することで多面的な啓発が出来た。
担当窓口
- 都道府県
- 三重県
- 地方公共団体名
- 鈴鹿市
- 部・課・担当係
- 環境部 環境政策課
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