【事業名称】平成28年度|京都府/京都市
「スローライフ京都」大作戦推進業務
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
京都市は、人口1,474,015人(平成27年国勢調査より)気候は温帯ですが、盆地のため季節の寒暖差が大きいです。京都のまちは、三方を山に囲まれた山紫水明の自然の中、「門掃き」「打ち水」の伝統、古くから歌にも詠まれた優れた眺望景観、伝統ある京町家など、世界に誇る伝統と文化を有しています。
また、観光面では市内に14か所の世界遺産を有し、年間5000万人以上の観光客が日本はもとより世界中から訪れるとともに、伝統産業や先端産業に象徴される、ものづくり都市でもあります。
さらに、日本で初めて学区制の小学校を地域が中心となって設立するなど、高度な自治組織が存在しています。

京都市 祗園
http://www.city.kyoto.lg.jp/
事業の概要
市民、市内勤務者、観光客等に対し、マイカーから公共交通利用への交通行動の変容を促す取組(モビリティ・マネジメント,以下「MM」という。)を以下のとおり進めました。
○教習所と連携した利用者へのMMチラシの配布(4万部)
○京都府警と連携した高齢者に対するMMチラシの配布(4万部)
○北区金閣学区におけるTFP方式の公共交通利用促進アンケートの実施
1回目:地域の時刻表や路線図と一緒に公共交通への転換促すアンケートを発送(1回目のアンケートの回答者のうち、希望者はバスの利用調査に参加)
2回目:1回目のアンケートの回答者のうち、希望者に公共交通利用状況に関するアンケートを実施(1回目6,332世帯配布、バス試乗調査100名、2回目292世帯配布)
○京都工芸繊維大学におけるエコ通勤アンケートの実施(163名回答)
○交通事業者と連携した公共交通利用促進アンケートの実施
(2箇所で実施、3,866世帯・2,718世帯配布)
○各種イベントでCOOL CHOICE普及啓発ブースを出展し、賛同者にくじ引きを実施し、「歩くまち・京都」グッズ等のノベルティとCOOL CHOICEチラシを配布

京都マラソンブース

交通事業者MM(山科)

市民MM(金閣)
- 総事業費
- 7,137,000 円
- 補助金額
- 7,137,000 円
事業実施にあたって工夫した点
COOL CHOICEの賛同者を募るイベントでの普及啓発は、新たにイベントを開催するのではなく、既存の市が開催する大規模イベント等でブースを出展することで、経費がかからないようにし、交通行動の意識変革に繋がるよう、自身の公共交通利用について深く考えてもらうきっかけとなるアンケートの実施に経費をあてられるようにしました。
担当窓口
- 都道府県
- 京都府
- 地方公共団体名
- 京都市
- 部・課・担当係
- 都市計画局 歩くまち京都推進室
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