【事業名称】平成28年度|京都府/京丹後市
地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
平成16年4月に近隣6町が合併し、人口約57千人(平成29年1月末現在)、面積約500平方キロの京丹後市が誕生しました。
京丹後市は、京都府の最北端に位置し、日本海を臨む海岸線は、国立公園や国定公園の指定、ユネスコ世界ジオパークの認定を受けるなど自然美豊かで特色のある景観を形成しています。
また、日本一の生産量を誇る「丹後ちりめん」やブランド価値の高い「間人(たいざ)ガニ」・「丹後産コシヒカリ」・「地酒」などの豊かな地域資源、そして、高度な技術力を有する機械金属業や関連企業の立地、さらには、健康で長寿の方が多いことも本市の特長です。
京丹後市 国指定天然記念物・名勝「琴引浜」
http://www.city.kyotango.lg.jp/
事業の概要
平成28年7月4日、市長の京丹後市「COOL CHOICE」宣言を皮切りに、以下の取り組みを実施しました。
■庁内向け取り組み
職員への「COOL CHOICE」普及啓発、そして、従来から取り組んでいる本市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)に基づく庁内事務・事業における「COOL CHOICE」の実践・強化と合わせて、職員個々への賛同登録の呼びかけを行いました。
■市民・事業者等向け取り組み
(1)「COOL CHOICE」の有効性と必要性を啓蒙し、日常生活を通して自発的な取り組みを促すリーダー(伝え手)を育成・登録するため、「COOL CHOICE推進リーダー養成講座」を計5回実施しました。
(2)市内の販売事業者等が提案する低炭素な製品・サービス等を市内消費者が積極的に選択することで、低炭素なライフスタイルの賢い選択に繋がる好循環を生み出すためのスキームとして、「COOL CHOICE実践優良事業所登録制度」を創設。
本市で定める「COOL CHOICE 10(CC10)要件」に該当する商品やサービスを提供している事業所を実践優良事業所として認定・登録し、市の広報媒体等を通じて広く市民等への情報提供を行いました。
(3)家庭でのエネルギー消費割合の高い給湯部門に着目。省エネに効果的かつ比較的気軽に取り組むことのできる「節水型シャワーヘッド」の導入や取り換えを促すための啓発及び実体験の場を創出するため、市内の公共温泉3施設でCOOL CHOICE給湯省エネ啓発事業を実施しました。
(4)地球温暖化の現状や将来予測、それに伴う気候変動の影響・リスクについての情報共有や共通認識を図る機会を提供し、市民一人一人が何をすべきか、また、気候変動のリスクにどう向き合っていく必要があるのかを考える契機とする「COOL CHOICE講演会」を実施しました。
【京丹後市「COOL CHOICE」ホームページ】
https://www.city.kyotango.lg.jp/top/kurashi/kankyo/1/4524.html
【①COOL CHOICE推進リーダー養成講座】
【②給湯省エネ啓発事業】
【③COOL CHOICE講演会】
- 総事業費
- 2,272,096 円
- 補助金額
- 2,272,000 円
事業実施にあたって工夫した点
市オリジナルの啓発リーフレット・ロゴマークの作成、また、市の広報誌・ホームページ・フェイスブック・ケーブルテレビや京丹後コミュニティ放送(FMたんご)等を活用し、「COOL CHOICE」の普及啓発に努めました。
担当窓口
- 都道府県
- 京都府
- 地方公共団体名
- 京丹後市
- 部・課・担当係
- 市民環境部生活環境課
【以下で他の事例を検索することができます】