【事業名称】平成28年度|埼玉県/さいたま市
さいたま市 COOL CHOICE普及啓発活動
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
さいたま市は、埼玉県の南東部に位置し、人口約127万人の指定都市です。
東北・上越・北陸など新幹線6路線を始め、JR各線や私鉄線が結節する東日本の交通の要衝となっています。本市は、平成13年5月に誕生し、平成15年4月に政令指定都市に移行しました。間もなく入館者が1,000万になる「鉄道博物館」や、平成29年4月には「世界盆栽大会」を開催し、海外が注目する「盆栽美術館」といったクールな施設を市内に擁している都市です。
さいたま新都心
http://www.city.saitama.jp/
事業の概要
本市では、CO2排出抑制に「関心がある層」と「無関心層」に区分し普及啓発を展開しました。
「関心がある層」に対しては、本市が、これまでEVを安心・快適に使える低炭素社会の実現を目指すため、自治体・企業・大学と連携し開催してきた「E-KIZUNAサミット(参加者総数:述べ600名)を活用しました。サミットのサブイベントである次世代自動車試乗会の会場横にEVからの給電によるカフェスペースを設け、CO2排出削減に関心が深い企業等スタッフに向けたCOOL CHOICEの普及啓発を実施しました。
次に「無関心層」へは、本市東部に位置する浦和美園地区でのイベントを活用しました。同地区には、低炭素化・スマート化に、レジリエンスの視点も加えたモデル街区の構築を進めており、定住人口及び交流人口の増加に向けた様々なイベントを開催しています。そのイベントの一つ「浦和美園駅ホームBAR」において、啓発キャラクター(あったか忍者、ミスアース・ジャパン)による視覚的な啓発とクイズ挑戦による参加型の啓発を織り交ぜながら、来場者に向け楽しくCOOL CHOICEの認知と関心を高めました。
また、毎月最終金曜日、浦和美園駅改札前で開催している、地産地消による地域密着型マルシェ「みそのいち」を活用し、地元産の新鮮な野菜等の購入者をターゲットにCOOL CHOICEの認知と関心を高めました。
次世代自動車カフェ
浦和美園駅ホームBAR
みそのいち
- 総事業費
- 3,566,000 円
- 補助金額
- 3,566,000 円
事業実施にあたって工夫した点
COOL CHOICEに賛同いただくにあたっては、ハードルを下げる狙いでCO2排出削減の取組が誰でも、いつでも、どこでも、すぐに出来ることを理解して頂くために、クイズ形式のリーフレット作成、啓発キャラクターの登場、Facebook等での拡散を期待したSNSボードの作成など、視覚的な効果に重点を置きました。
担当窓口
- 都道府県
- 埼玉県
- 地方公共団体名
- さいたま市
- 部・課・担当係
- 環境局 環境共生部 環境未来都市推進課
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