【事業名称】平成28年度|埼玉県/横瀬町
地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

横瀬町は、人口約8,500人、埼玉県の秩父地域の東の玄関口です。豊かな自然に恵まれ、町のシンボルでもある武甲山は日本二百名山に選ばれています。
地形は秩父盆地と称されるように、山々に囲まれており、夏は暑く、冬は寒くなります。その気候を活かして、氷柱を人工的に形成して、観光資源として活用しています。
他にも、町を流れる横瀬川や、県内最大級の寺坂棚田など、自然が町の自慢であり、町内外の人たちを楽しませます。

横瀬町 あしがくぼの氷柱

横瀬町ホームページ
http://www.town.yokoze.saitama.jp/


事業の概要

当町は現在、第5次横瀬町総合振興計画に沿ったまちづくりを展開しており、地球温暖化対策の推進として、地球温暖化対策の計画的な推進、省資源・省エネルギー対策の推進、ごみ4R運動の推進を掲げました。また、2016年8月にCOOL CHOICEの賛同を宣言し、今後より一層の自然環境保全への取組を強める姿勢を表明しました。
今回、二酸化炭素排出抑制事業として、3つの事業を実施しました。

1.講演会『省エネ改修と地方創生』
2.ワークショップイベント『横瀬お茶飲み会議』
3.エコ啓発冊子『ECOな暮らしでE-coto(えーこと)よこぜ』

1及び2については環境に関心がある住民を対象に実施し、3については全町民を対象として全戸に配布しました。特に3については、COOL CHOICEについて記載すると同時に、環境に係る町の補助金等についても記載しているため、町民にとって実用的な内容となっており、一度見たら終わりというものでなく、長期間において閲覧・活用できるものとなりました。よって、継続的にCOOL CHOICEについての意識啓発の効果が期待できます。

講演会『省エネ改修と地方創生』

ワークショップイベント『横瀬お茶飲み会議』

エコ啓発冊子『ECOな暮らしでE-coto(えーこと)よこぜ』


総事業費
2,196,169 円
補助金額
2,196,000 円

事業実施にあたって工夫した点

事業の内容が町民にとってメリットがあり、持続可能なものであることです。二酸化炭素排出抑制対策というと、一般的に興味を持ちにくく、当事者意識を持ちにくい内容であること、また環境のために時間やお金、労力をかける人となるとほとんどいないのが現実問題です。
そこで、住民と環境、双方にメリットがあることをアピールし、多くの住民に興味を持ってもらうようにしました。

担当窓口

都道府県
埼玉県
地方公共団体名
横瀬町
部・課・担当係
振興課


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