【事業名称】平成28年度|熊本県/熊本市
COOL CHOICE CITY くまもと
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
熊本市は、歴史文化と自然に溢れたまちです。古くは城下町として栄え、現在も九州各拠点都市を繋ぐ要衝を担っています。
また自治会加入率が高く、地域のコミュニティ活動や災害時のボランティア活動等高い地域力が発揮され、市民公益活動も盛んです。
今後は、平成28年12月に策定した「熊本市第7次総合計画」に掲げた「上質な生活都市」を目指すとともに、平成28年熊本地震からの復旧復興のための「熊本市震災復興計画」を進め、市民力・地域力・行政力を結集し、熊本の再生と創造に取り組んでいるところです。
緑のじゅうたんを走るCOCORO
事業の概要
熊本市は、平成28年熊本地震からの復旧・復興にあたり、市民・地域・行政が総力を上げて取り組んでおり、復興に向けた明日への新しいまちづくりの一環として「COOL CHOICE」に賛同し、災害時のエネルギーの自給自足が可能であるスマートハウスの普及といった地球温暖化対策を、市民、事業者のみなさんと推進することを宣言しました。
①公募による体験バスツアー
集合場所へのスマートムーブ、バス利用による公共交通機関利用促進、バス運転手のエコドライブ診断、燃料にBDFを利用、副読本による講習会、住宅展示場でエコ住宅見学、住宅設備ショールームで高気密・高断熱に関する見学、熊本県庁で水素ステーションとFCVの見学といったバスツアーを開催しました。
②スマートハウス相談会
住宅展示場の相談ブースにて住宅購入を検討している方向けにスマートハウス・省エネ情報を発信するとともに、災害時に非常用電源に活用できるFCVやEVを展示しました。
③スマートフェア
地元企業の協力のもと、復興住宅、LED 照明、エコ家電等の広報・展示、プロサッカーチーム「ロアッソ熊本」のエコ活動の発表、気象予報士との会談、クイズ大会や発電体験等があるフェアを開催しました。
FCV 非常用電源として利用実験
プロサッカーチームによる啓発
気象予報士との会談
住宅展示場全体説明
- 総事業費
- 9,889,300 円
- 補助金額
- 9,889,000 円
事業実施にあたって工夫した点
スマートフェア等では、FCVの乗車や、ワットモニターを用いた新旧テレビの消費電力比較、自転車での発電など、体験型の催しを多く取り入れることで、楽しみながら直感的に「COOL CHOICE」を学べるよう工夫しました。
担当窓口
- 都道府県
- 熊本県
- 地方公共団体名
- 熊本市
- 部・課・担当係
- 環境局 環境推進部 環境政策課 温暖化対策室
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