【事業名称】平成28年度|北海道/滝川市
北海道 滝川市

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

北海道のほぼ中央、札幌市と旭川市の中間に位置し、北海道遺産の石狩川と空知川に挟まれ、市の約6割の地域は森林や農地などの緑に囲まれた中空知地方の中核都市です。
人口は、約43,000人。市の名前の由来は、アイヌ語の「ソーラプチ」=「滝下る所」を 意訳したものです。
また、空知川の中流には滝のような段差がありアイヌの人々から「ソーラ プチペツ」=「滝のかかる川・滝の川」と呼ばれており、滝川という地名がつけられました。
夏は30℃を越え、冬はマイナス20℃を下回る夏と冬の寒暖の差の激しい内陸性気候であり、積雪量は約7mと北海道内でも有数の豪雪地帯です。
滝川市の自慢は、作付面積日本一(平成 27 年)の菜の花畑。開花時の5月下旬~6月上旬には市内に菜の花の黄色いじゅうたんが一面に広がり、美しい景観が魅力です。
また、上昇気流が発生しやすく、航空管制の制約も少ない滝川市はスカイスポーツが盛んな街で、日本で唯一、グライダーの体験搭乗が常時できる「たきかわスカイパーク」は全国トップクラスの設備を備え、日本中からグライダー愛好者が集まります。

滝川市 たきかわ紙袋ランターンフェスティバル

滝川市ホームページ
http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/


事業の概要

第2次滝川市環境基本計画における推進課題を踏まえ、「地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業」公募要領で示される取組例のうち、(2)ウォームビズ、(5)エコドライブの推進等をテーマに据え、滝川市ならではの特徴を活かした低炭素ライフスタイルの普及促進を行う。
國學院大學北海道短期大学部に在学する学生(主に小学校教諭及び幼稚園教諭、保育士を目指す学生並びに米国・マサチューセッツ州スプリングフィールド大学留学事業参加者)を、『Cool Choiceで「エコたき」』普及に向けた「普及大使(仮名)」として市長から依託するとともに、市長が主体となって本取組を推進していくことを宣言し、市内で環境保全活動を行う「たきかわエコネット」登録8団体及び元教諭や地域おこし協力隊が主体となる「エコ部!」サポーター等の個人・団体と連携しながら、市内全小・中学校、高等学校及び普及大使が在学する短期大学において、『Cool Choiceで「エコたき」』への賛同、取組の働き掛けを行い、主体への普及を事業実施期間にわたって展開する。
また、滝川市まちづくりセンターや市立図書館、空知自動車学校等の施設、全国に店舗を展開するマツオジンギスカンなどの企業とも積極的に連携を図り、全市的な取組として推進する。

滝川市環境市民大会

短期大学にて『COOL CHOICEで「エコたき」』への賛同1

短期大学にて『COOL CHOICEで「エコたき」』への賛同2


総事業費
2,960,446 円
補助金額
2,658,000 円

事業実施にあたって工夫した点

・環境学習プログラムの手法を活用することで青年層への効果的な訴求を行うとともに、小学生をはじめとする若年層へ伝えるためのノウハウの移転を図り、青年層が主体となり市民に効果を波及できるようになる。
・青年層が主体となって普及事業を行うことで、個人、団体、企業を巻き込んだ展開を図るとともに、青年層自身も、様々な人との関わりや経験を通して、学び、自主・自律性の向上を図り、将来の環境活動をリードしていける人材の育成につなげる。
・市内小学校(学童クラブ)、高等学校、短期大学での取組の定着、次世代の普及大使、地域 のリーダー育成を視野に入れた展開を行う。
・小学校から大学、大人世代の交流促進による環境コミュニティの創造・拡大につなげる。
・普及効果や課題の把握・分析を通した地域での継続した取組の基盤形成を行う。

担当窓口

都道府県
北海道
地方公共団体名
滝川市
部・課・担当係
市民生活部 くらし支援課


【以下で他の事例を検索することができます】