【事業名称】平成29年度|愛知県/安城市
地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
安城市は、明治用水の豊かな水にはぐくまれ「日本デンマーク」と呼ばれるほど農業先進都市として発展してきましたが、中部経済圏の中心である名古屋市から30キロメートルという近い距離や、豊田市などの内陸工業都市や碧南市などの衣浦臨海工業都市に隣接するという地理的条件にも恵まれ、自動車関連企業をはじめとする大企業の進出、住宅団地の建設が盛んになり、急速に都市化が進み、市制施行当時4万人に満たなかった人口は、今では18万人を上回るほどに成長しています。
近年は、平成10年に「地球にやさしい環境都市宣言」を行い、さらには平成12年に環境の国際規格ISO14001の認証を取得しました。
平成28年度からは、目指す都市像を「幸せつながる健幸都市 安城」とする、第8次安城市総合計画をスタートさせています。
中心市街地拠点施設アンフォーレ
https://www.city.anjo.aichi.jp/
事業の概要
安城市は、日本版「首長誓約」で「エネルギーの地産地消」「温室効果ガスの大幅削減」「気候変動などへの適応」の3つの項目を一体的に取り組む仕組みを提案し、安城市長及び西三河4市の市長は、その第1号として平成27年12月に誓約を行い、西三河都市間連携による持続可能なエネルギーアクションプランを策定し、平成29年3月12日に5市の首長によるシンポジウムを開催しています。
サイクルフェスin安城では、自転車利用の利便性を訴求する『COOL CHOICEサイクリング』、自動車利用から自転車+公共交通機関の利用へのライフスタイルの転換について啓発する『COOL CHOICEトークショー』など、自転車関連イベントを開催し、環境に優しい自転車を、自動車にかわる都市交通の一手段として位置づけ、また、自転車利用の利便性を高め、鉄道やバスなど既存の交通体系とも連携することで、自転車の利用促進を図っています。
様々な年齢層に対し、自転車に親しむ機会を創出し、日常生活で移動手段を選択する際に「COOL CHOICE」 の発想を取り入れることの気づきを促し、自転車の持つ有益性を意識付け、自動車から自転車・公共交通へ移動手段の転換の促進を目的としています。
クールチョイスサイクリング
クールチョイストークショー
開会セレモニー
- 総事業費
- 8,000,000 円
- 補助金額
- 5,000,000 円
事業実施にあたって工夫した点
様々な年齢層に対し、自転車に親しむ機会を創出し、日常生活で移動手段を選択する際に「COOL CHOICE」の発想を取り入れることの気づきを促したいため、ゲーム感覚で親しめる期間イベントや、子どものための自転車教室など、様々なコンテンツを用意するように心掛けました。
担当窓口
- 都道府県
- 愛知県
- 地方公共団体名
- 安城市
- 部・課・担当係
- 都市整備部都市計画課
【以下で他の事例を検索することができます】