【事業名称】平成29年度|島根県/益田市
地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業
(益田市COOL CHOICE事業)
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
- クールビズ
- ウォームビズ
- 省エネ機器の買い替え(LED他、省エネ機器への買換え促進)
- 照度適正化(照度調整、電灯の間引きなど)
- エコドライブの推進
- シェアリングエコノミーの普及促進
- 交通公共機関の利用促進
- エコカーの普及促進
自治体の紹介
益田市は、人口約47,500人、総面積は、733.19㎢で、島根県の総面積の1割強を占め、北部は美しい日本海に面し、南部は中国山地に囲まれています。
平均気温は15~16度、年間降水量は約1,500~1,700㎜程度となっています。
市内を抜けて日本海に注ぎ込む一級河川「高津川」が平成22年から4年連続で水質日本一に輝くなど、豊かな自然を有しているほか、飛鳥時代の歌聖「柿本人麿」、室町時代の画聖「雪舟」の縁の地であり、中世の「益田氏」により中世文化が色濃く残され、名所・旧跡が多く存します。
また、地域の産業である「石州瓦」が、特徴的な赤瓦の景を創り出しています。
高津川
https://www.city.masuda.lg.jp/
事業の概要
「益田市は、私たちの明日の暮らしと子供たちの未来の地球環境を守っていくために、温暖化防止活動『クールチョイス』を推進します。」(平成29年6月30日)
益田市は、従前から地球温暖化対策実行計画等に基づき実施してきたCO2排出削減の取組を加速させる事を目的として上述の宣言を行い、これに基づき、平成29年度においては、以下の4つの取組を中心に温暖化対策の普及啓発事業を展開しました。
①市内小売店でのPRキャンペーン:市内に7店舗を構える地元スーパーの協力のもと、環境配慮型商品のPRコーナーを設置。
②小学校での環境出前授業:市立小学校の1校をモデル校とし、環境NPOなどの協力のもと、学習と学校・家庭での実践を含む全3回の連続講座を実施。
③市内イベントでのPRブース出店:2つのイベントに出店し、賛同の呼び掛け実施。
④新聞・広報等での広告:地元新聞、市広報で記事連載。市内路線バスに広告掲出。
地元スーパーでの「COOL CHOICE」PRキャンペーン
萩・石見空港マラソン全国大会でのPRブース出店
小学校での環境出前授業(クールチョイス・アンバサダー認定)
- 総事業費
- 4,445,361 円
- 補助金額
- 4,445,000 円
事業実施にあたって工夫した点
事業の進行とメディア広報を連動させることで、様々な取組の一体感を高めるとともに、出前授業に関わった児童に、学校での学びと地域の活動の繋がりを感じさせるよう考慮しました。
また、実施の初年度であることを踏まえ、今後の発展性を見据えながら、次年度以降も活用可能な事業展開(ノウハウや商材の開発を含む。)に努めました。
担当窓口
- 都道府県
- 島根県
- 地方公共団体名
- 益田市
- 部・課・担当係
- 政策企画局政策企画課
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