【事業名称】平成29年度|熊本県/小国町
楽しく賢く!「COOL CHOICE」事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 人口約7,300人の小国町は、九州中央、筑後川の最上流地域に位置し、古くから林業の盛んな地域です。町内には有名な温泉地として杖立温泉、そしてわいた温泉郷があり、多くの観光客が訪れています。平成25年度に環境モデル都市に選定され、地域にある地熱資源と林業資源を活用した低炭素化社会の実現に向けた各種取組を行っています。

小国町のシンボル「涌蓋山」

小国町ホームページ
http://www.town.kumamoto-oguni.lg.jp/


事業の概要

 今回の事業では、大きく分けて4つの事業に取り組みました。
 まず町にあるコミュニティFM局、ケーブルテレビ局を活用してクールビズ、ウォームビズを推進する番組を作成。複数回にわたって放送しました。内容はいずれも面白く、分かりやすいものを作成。住民の皆さんに覚えてもらえる、受け入れてもらえる啓発活動に努めました。
 次に省エネ機器の買替、そして省エネ住宅の普及促進についてのセミナーを開催。省エネ機器の買替セミナーでは、内容自体も身近なものであるとともに、LED発電ショーといった要素も取り入れ、親しみやすいセミナーとしました。
 また、省エネ住宅についてのセミナーでは、町内の工務店や製材所にも声をかけ、高断熱、高気密な家の重要性、経済性や健康に及ぶ影響などについてご紹介しました。
 そして最後に照明の効果的な利用促進を狙って、アウトドアイベントを開催。LEDの効果的な利用についてワークショップを行うなど啓発活動を行いました。堅苦しく面白くもないイベントを行うよりも、楽しく分かりやすいイベントを行い、強引にでも参加者に「COOL CHOICE」という言葉を知ってもらう方がより効果的と考えたうえで実施しました。

LED発電ショー

省エネ住宅セミナー

LEDランタン


総事業費
3,746,773 円
補助金額
3,744,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 どんなに素晴らしい思想を語ろうと、受け止められない、受け取ってもらえなければ行政の独り言にしかならないと考えたので、身近さ、分かりやすさ、楽しさを特に重視しました。

担当窓口

都道府県
熊本県
地方公共団体名
小国町
部・課・担当係
政策課環境モデル都市推進係


【以下で他の事例を検索することができます】