【事業名称】平成29年度|北海道/置戸町
COOL CHOICEオホーツク in 置戸
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
置戸町は、明治36年に開拓の鍬が下ろされてから、「木材の町」として発展してきました。
置戸町は、北海道の北東部に位置し、総面積の8割が森林で占められております。
気候は、夏冬・昼夜の寒暖差が大きい典型的な大陸性気候で、特に冬期間は、オホーツク海に接する流氷の影響を受け、著しく気温が低下することもございます。
人口は約3千人。主要産業は農林業で、農業では、北見地域を代表とする玉葱や、馬鈴薯、小麦の生産が中心となり、林業では、豊富な森林資源を活用した工芸品「オケクラフト」の製作が盛んな町でございます。
おけと湖
http://www.town.oketo.hokkaido.jp/
事業の概要
置戸町は、町長のCOOL CHOICE賛同宣言に基づき、隣接自治体である北見市・訓子府町と相互に連携して、低炭素ライフスタイルの普及や、公共交通の利用拡大を通した温室効果ガスの削減にとりくむべく温暖化対策普及啓発「COOL CHOICEオホーツク in 置戸」を実施しました。
本事業では、COOL CHOICEの周知を目的としてチラシ等を町内全戸に配布するとともに、町広報紙の活用や新聞メディアとの連携により通年にわたってCOOL CHOICEの普及拡大に努めました。
また、将来にわたって継続的な温暖化防止活動の推進を図るべく、特に若年層や子育て世代を対象としたCOOL CHOICE学習資材を作成、町内全小中学校に配布するとともに、生涯学習施設等に配架して、広く取り組みを促しました。公共交通の利用推進については、ラッピングバスを運行することでバス利用を促すことに加えて、バス交通の専門家をお招きした町民向け環境シンポジウムを開催しました。
事業終了期には、町民向けアンケートも実施し、事業成果や課題の把握にも努めています。そうした分析結果を活かしながら、今後とも地域や住民の実情に即した温暖化対策の推進に努めてまいります。
学習冊子配架写真_中央公民館(正面)
ラッピングバス
チラシ配架写真 役場窓口(正面)
- 総事業費
- 2,624,400 円
- 補助金額
- 2,624,000 円
事業実施にあたって工夫した点
近隣市町村である北見市や訓子府町と互いに連携・補完のもと事業を実施することで、地域自然環境や地域間交通など、個別自治体においては取り組むことが難しい広域課題・テーマについても効果的に事業を展開することができました。
また、人口が約3,000人規模であることから、全戸・全町民を対象として密なCOOL CHOICE情報周知に努めることで、多くの町民にCOOL CHOICEの趣旨・賛同を促すことができました。
担当窓口
- 都道府県
- 北海道
- 地方公共団体名
- 置戸町
- 部・課・担当係
- 町民生活課
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