【事業名称】平成29年度|群馬県/前橋市
地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業
(前橋市COOL CHOICE啓発事業)

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 赤城山の恵み豊かな自然をはじめ、四季を彩る多くの公園を有する前橋市は、都市と自然が調和した潤いあるまちです。古代には東国文化の拠点として、近現代では群馬県の県都として、情緒あふれる風土が育まれてきました。
 前橋市周辺地域は、マイカー依存度が非常に高く、公共交通機関の衰退が問題となっています。全国有数の自転車競技大会である「まえばし赤城山ヒルクライム大会」の開催地であることを強みに、マイカーに代わる自転車の利用促進や、公共交通機関の利用促進等、スマートムーブを意識した施策を多数展開しています。

前橋市(まちなみと赤城山)

前橋市ホームページ
http://www.city.maebashi.gunma.jp/


事業の概要

 前橋市は、省エネをはじめ、公共交通機関および自転車の利用促進を市長宣言し、COOL CHOICE事業を展開しました。
 前橋市では、特にスマートムーブの推進に重点を置き、まえばし赤城山ヒルクライム大会、まえばしクリテリウムといった自転車競技大会に併せ、啓発ブースの出展を行い、『自転車利用促進シンポジウム』を開催しました。
 さらに、市内の自転車走行コースとCOOL CHOICEに関する情報を掲載した『まえばしサイクルマップ』の作成・配布や、親子で参加できるエコライド教室を開催し、自転車のまち まえばしの特徴を活かしたPRを行いました。市内の主な公共交通機関であるバスについても、乗り方講座の開催や、公共交通シンポジウムを開催し、利活用の促進を市民へ呼びかけました。
 また、本市を拠点に活躍するプロスポーツチームである群馬グリフィン(自転車競技)、ザスパクサツ群馬(サッカー)、群馬クレインサンダーズ(バスケットボール)の選手や市内の学生を起用し、自ら実践するCOOL CHOICEについてインタビュー形式で紹介を行う『マイCOOL CHOICEチャレンジ』の展開を行いました。
 前橋市民への継続的な情報提供としては、まえばしCITYエフエム(市内コミュニティ局)にて、市政番組『エコ活!~はじめようクールチョイス~』を隔月で放送しています。

自転車利用促進シンポジウムの様子

ヒルクライム大会ブース出展の様子

ロゴマーク活用事例(ユニフォーム、リーフレット、マップ)


総事業費
5,036,690 円
補助金額
4,387,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 地域の特性を活かし、スマートムーブを中心とした事業を数多く実施した点です。また、リーフレット等の啓発ツール作成においては、市民が思わず手に取りたくなるデザインや内容とすることを心がけました。
 環境面だけでなく、COOL CHOICEの利点を経済面や健康面からもアプローチすることで、『楽しみながら行うことができるエコ活動』であることをPRしました。

担当窓口

都道府県
群馬県
地方公共団体名
前橋市
部・課・担当係
環境部 環境政策課


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