【事業名称】平成29年度|奈良県/奈良市
地域と連携したCO2排出削減促進事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 奈良市は、人口約36万人で、奈良盆地の北部一帯に広がり、盆地が持つ内陸性気候を示し、年間を通じて寒暖の差が大きいことが特徴です。
 また、近畿地方・日本全国から見て、ほぼ中央に位置し、この好位置をはじめ、その他の自然的社会的環境により古くから政治・文化の中心として発展してきました。
 近年では、1998年(平成10年)12月に「古都奈良の文化財」として東大寺、興福寺、春日大社、春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡の8資産群がユネスコの世界遺産リストに登録されました。

佐保川の桜


事業の概要

 「奈良市も「COOL CHOICE」に取り組みます!」という市長宣言を奈良市HP上で行い、COOL CHOICE賛同を宣言しています。
 事業については、奈良COOL CHOICEキャラバン隊による普及啓発として、イベント会場等でタブレットを用いた対話型のCOOL CHOICEワンポイントセミナーを実施しました。
 また、次世代からの環境メッセージによる普及啓発として、エコアイデアコンテスト、中高生による未来ワークショップや環境メッセージ展を実施しました。
 アイデアコンテストでは、有効かつたのしく家庭で取り組める省エネのアイデアを募集し、その優秀作品の表彰式及び展示会を開催するとともに、アイデアコンテストの優秀作品を掲載したハンドブックを作成し配布することでCOOL CHOICEの啓発に努めました。
 中高生による未来ワークショップでは、2040年の未来市長になって2060年に再生可能エネルギー自給率100%にするために何が必要かを考え現市長に政策提言を行いました。
 環境メッセージ展では、アイデアコンテスト優秀作品等の展示にあわせて、COOL CHOICEキャラバン隊による啓発を行いました。

あつまれECOキッズ!

COOL CHOICEキャラバン隊による啓発
おしえてECOキッズ!作品展示会場(奈良県立図書情報館)


総事業費
9,355,872 円
補助金額
9,355,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 より多くの市民にCOOL CHOICEの普及啓発を実施するために、子どもを対象としたアイデアコンテストを実施し、その優秀作品の表彰・展示を行うことでアイデアコンテストに応募した子どもだけでなく、その家族や知人等多くの市民のイベント参加を促すなど、波及効果が見込めるようなイベントを計画しました。
 また、スポーツの試合会場で行われるイベントや成人式等へ出向いて啓発を実施するなど、地球温暖化問題に普段からあまり関心のない層への働きかけるよう工夫しました。

担当窓口

都道府県
奈良県
地方公共団体名
奈良市
部・課・担当係
環境部環境政策課


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