【事業名称】平成29年度|山形県/山形市
平成29年度 山形まるごとCOOL CHOICE事業
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
山形市は、山形県の東部に位置し、奥羽山脈、山形盆地、西部丘陵地にまたがり、面積のほぼ65%は山岳丘陵地帯となっています。
奥羽山脈に位置する蔵王山は、豊富な「温泉」や全国的にも珍しい「樹氷」などの多くの観光資源を有しております。
また、山形市内には、天台宗の僧円仁(慈覚大師)によって開山されたと伝えられる「山寺立石寺」や、桜の名所「霞城公園」、秋の「日本一の芋煮会フェスティバル」など、豊かな自然と食に恵まれた街であることから、多くの観光客が訪れています。
【人口】253,832人 (平成27年国勢調査)
【面積】381.58平方キロメートル
【気象】平均気温 12.1度、日照時間1560.1時間、年降水量1002.0ミリメートル、積雪最深 41センチメートル
【産業】第3次産業が最も多く(全体の2/3)、次いで第2次、第1次

霞城公園の桜
事業の概要
「山形まるごとCOOL CHOICE事業」は、2017年6月24日、国のライトダウンキャンペーンの一環として行った「キャンドルスケープin山形2017」からスタートしました。
その後、8月~10月に掛けて、市内の大きなイベントでCOOL CHOICEの普及啓発及び賛同票の収集を行い、多くの市民から賛同を得られました。
また、広報では、山形コミュニティ放送㈱のラジオ番組で事業内容を紹介すると共に、市報や山形商工会議所の月報にも記事を掲載し、広く市民、事業者に周知しています。
その他、今年7月から運行を開始した山形コミュニティバス東部循環線「ベニちゃんバス東くるりん」2台にCOOL CHOICEのラッピングを施したほか、イオン山形北店のコミュニティバスにも車外広告を掲載してPRに努めています。
市民参加型の事業としては、8月に、高校生や大学生が中心商店街を回り、発見したCOOL CHOICEの取り組みをSNSで発信する「街中のCOOL CHOICEを探そう」という事業を初めて実施しました。
また、8月~11月に、市内4つの小学校で小学生やその家族、教職員等を対象としたエコドライブ教室を開催したほか、11月には、地球温暖化対策の視点から身近な食品ロス問題について考える講演会を開催しました。
最後に、冬場の省エネ対策として非常に効果が高い、エコ住宅に関する基礎講座や断熱リフォーム診断、エコ住宅体験会を行ったところ、昨年を上回る申し込みがあり、市民の関心の高さを窺い知ることができました。

キャンドルスケープinやまがた2017

キャンドルスケープinやまがた2017での
新旧家電の展示の様子

やまがた環境展2017のPRブースの様子

地域と連携したエコドライブ教室
山形西小学校でのエコドライブ教室の様子
- 総事業費
- 8,912,999 円
- 補助金額
- 8,912,000 円
事業実施にあたって工夫した点
・ 様々な事業を通年で、バランス良く実施しました。
・ 事業内容に応じて、一番効果的な季節に実施することを心がけました。
・ NPOなど地域活動に積極的に取り組んでいる団体と連携しました。
・ 既存の予算で対応可能なものは効率よく使いました。(広報費など)
・ 賛同票を収集するにあたっては、山形県の省エネの取り組みと連携し、集客が見込まれるイベントなどで効果的にPRしました。
・ 昨年度の事業内容を振り返り、既存の事業に改良を加え、新たに事業を追加するなどしてより良い事業となるよう努めました。
担当窓口
- 都道府県
- 山形県
- 地方公共団体名
- 山形市
- 部・課・担当係
- 環境部環境課
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