【事業名称】平成29年度|大阪府/泉大津市
地方公共団体と連携したCO2排出削減促進事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 泉大津市は、大阪府の南部に位置し、北部・東部には高石市と和泉市、南部は大津川を境として忠岡町と接し、西北部は大阪湾に面しています。
 市内全域がほぼ平坦で市街化区域になっています。気候は、年平均気温が17度前後と温暖で、氷点下になることは比較的少なく、降雨量は年間850~1,400㎜程度となっています。
 平成30年度2月1日現在、人口75,235人、面積13.49㎢(うち4.56㎢は公有水面の埋め立て地)となっています。
 泉大津の歴史は古く、奈良時代には府中におかれた国の役所の外港として栄え、交通の要として随筆や紀行にも「小津の泊」「大津の裏」の名で登場する名勝の地です。
 和泉木綿の集積地となった江戸時代に真田紐をはじめとした繊維産業が興ると、これを地盤に明治以降毛布の製造が始まり、「毛布のまち」として発展し、現在も国内産毛布においては9割のシェアを占めています。

浜街道

泉大津市ホームページ
http://www.city.izumiotsu.lg.jp/


事業の概要

 泉大津市長による取組宣言(下記記載)による賛同の呼びかけと、「省エネ機器の買い替え促進、エコカーの普及促進」をメインテーマとした普及啓発を実施し、市民自ら環境に配慮した行動を選ぶ「COOL CHOICE」を推進しました。

【事業内容等】
①「COOL CHOICE」を考えるきっかけ作り
・自然エネルギーを体感!地球温暖化とCOOL CHOICE教室「牛乳パックで作るソーラートレイン工作教室」
・クリーンエネルギーフェアにおける環境学習会
②クリーンエネルギーについて考える環境教育プログラムの実施
・幼稚園・保育所・認定こども園での学習会
・エネルギー事業者と連携した学習会
③率先行動による後押し
・COOL CHOICEの周知・啓発(広報紙・HP、横断幕等)
・緑のカーテン

【市長取組宣言】
 2015年、すべての国が賛同する形で、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組「パリ協定」が採択されました。
 世界共通の目標として、世界の平均気温上昇を2℃未満にすること、今世紀後半の温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることが打ち出されました。
 日本は、2030年に向けて、温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減する目標を掲げています。
 「COOL CHOICE」は、この目標達成のために、省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資する、あらゆる「賢い選択」をしていこうという取組みです。
 泉大津市は、この賢い選択を促す「COOL CHOICE」に賛同し、市民や事業所・団体の皆様と連携しながら地球温暖化対策の取組を推進していきます。
 泉大津市長 南出 賢一

COOLCHOICE横断幕

COOLCHOICE環境学習


総事業費
3,500,000 円
補助金額
3,500,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 事業実施するにあたり、大阪府みどり公社(大阪府地球温暖化防止活動推進センター)や、NPO・民間企業・市民団体・市民・学生等と連携し、取組を推進しました。

担当窓口

都道府県
大阪府
地方公共団体名
泉大津市
部・課・担当係
都市政策部環境課


【以下で他の事例を検索することができます】