【事業名称】平成29年度|愛知県/長久手市
ながくてCOOL CHOICE普及啓発事業

国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組


自治体の紹介

 長久手市は、名古屋市東側に位置し、面積は21.55平方キロメートル、人口約5万5千人です。
 長久手市の中央部を東部丘陵線(リニモ)が走っており、西は地下鉄藤が丘駅、東は愛知環状鉄道八草駅と乗り換えもできます。車でのアクセスも東名高速道路名古屋ICや、名古屋瀬戸道路長久手ICが近く、交通の便に恵まれています。
 天正12年に徳川・豊臣両氏があいまみえた激戦の地(小牧・長久手の戦い)として名を知られた長久手市は、平成24年1月に市制を施行して現在の長久手市となりました。
 名古屋に隣接した市西部は住宅地・商業施設などが多く都市化が進んでいます。
 また、市東部は今なお自然を多く残しており、市街化された都市と自然豊かな田園の両面を併せ持っています。

長久手古戦場公園

長久手市ホームページ
https://www.city.nagakute.lg.jp/index.html


事業の概要

 長久手市では、「自然の叡智」をテーマにした愛・地球博の理念を継承し、次世代を担う子どもたちに、より良い環境を残していくために、平成29年6月に「ながくてCOOL CHOICE宣言」を行い、下記のとおり「COOL CHOICE」の普及啓発を行いました。

1.事業体制の運営
事業の実施に当たっては、庁内関連部署や大学のボランティアグループ、省エネの専門家等による実行委員会を組織し、互いに情報共有しつつ、連携して取り組みました。

2.普及啓発ツールの作成
COOL CHOICEへの取組み効果を「見える化」できるアンケート形式の普及啓発ツールを作成し、取組みの成果をCO2の削減量に換算しフィードバックしました。

3.普及啓発セミナーの実施
広く一般市民に向けてCOOL CHOICEの普及を図るため、全4回の連続セミナーを実施しました。

4.子ども向け省エネ教室の実施
子どもから家庭へのCOOL CHOICEの波及を図るため、小学生を対象とした省エネ教室を市内の各児童館において実施し、クイズやゲームを交えて、楽しみながらCOOL CHOICEについて学んでいただきました。

5.クールシェア・ウォームシェアの啓発
長久手市内の各公共施設や事業所に協力を呼びかけ、クールシェア・ウォームシェアスポットを設置しました。

6.エコサテライトブースの出展
長久手市民まつりにおいて啓発ブースを出展し、来場者と対象として○×クイズを行い、COOL CHOICEについて普及啓発を実施しました。

子ども向け省エネ教室風景

エコサテライトブース実施風景

市民向け省エネ教室風景


総事業費
3,306,870 円
補助金額
3,306,000 円

事業実施にあたって工夫した点

 長久手市民の平均年齢が若く、子どもが多い街であるという本市の特徴を鑑み、COOL CHOICEの普及啓発ツールについて、市内の全小中学校に協力を仰ぎ、特定の学年の生徒全てにアンケートを配布し、回答を依頼しました。

担当窓口

都道府県
愛知県
地方公共団体名
長久手市
部・課・担当係
くらし文化部環境課


【以下で他の事例を検索することができます】