【事業名称】平成29年度|京都府/京都市
「スローライフ京都」大作戦推進業務(その3)
国民運動「COOL CHOICE」(賢い選択)を踏まえた事業の取組
自治体の紹介
京都市は、人口:1,475,183人です。(平成27年国勢調査より)
気候は、温帯であるが、盆地のため季節の寒暖差が大きいです。
地域特性は、京都のまちは、三方を山に囲まれた山紫水明の自然の中、「門掃き」「打ち水」の伝統、古くから歌にも詠まれた優れた眺望景観、伝統ある京町家など、世界に誇る伝統と文化を有しています。
また、観光面では市内に14か所の世界遺産を有し、年間5000万人以上の観光客が日本はもとより世界中から訪れるとともに、伝統産業や先端産業に象徴される、ものづくり都市でもあります。
さらに、日本で初めて学区制の小学校を地域が中心となって設立するなど、高度な自治組織が存在しています。
二条城(唐門)
http://www.city.kyoto.lg.jp/
事業の概要
市民、市内勤務者、観光客等に対し、マイカーから公共交通利用への交通行動の変容を促す取組(モビリティ・マネジメント、以下「MM」という。)を以下のとおり進めました。
○各種イベントでCOOL CHOICE普及啓発ブースを出展し、賛同者にくじ引きを実施し、「歩くまち・京都」グッズ等のノベルティ(補助対象外)とCOOL CHOICEチラシを配布し、公共交通の利用を呼びかけました。
出展イベントは、幅広い年代の方へ呼びかけるため、各区で開催するふれあいまつりや、学生団体が開催するイベント、市内を運行する交通事業者が開催するイベントを選定しました。
○左京区八瀬・上高野学区及び西京区桂坂学区におけるTFP方式の公共交通利用促進アンケートを実施する際に、COOL CHOICEチラシを配布しました。
1回目:地域の時刻表や路線図と共に公共交通への転換を促すアンケートを発送しました。
2回目:1回目のアンケートの回答者のうち,希望者に公共交通利用状況に関するアンケートを実施しました。
(左京区八瀬・上高野学区)1回目3,978世帯配布、2回目291世帯配布
(西京区桂坂学区)1回目3,852世帯配布、2回目328世帯配布
市民MM(左京区八瀬・上高野学区)
市民MM(西京区桂坂学区)
イベントでの周知・啓発
- 総事業費
- 6,251,000 円
- 補助金額
- 6,251,000 円
事業実施にあたって工夫した点
COOL CHOICEの賛同者を募るイベントでの普及啓発は、庁内で余ったノベルティを集めたり、新たにイベントを開催するのではなく、既存の市が開催する大規模イベント等でブースを出展することで、経費がかからないようにしました。
交通行動の意識変革に繋がるよう、自身の公共交通利用について深く考えてもらうきっかけとなるアンケートを実施しました。
担当窓口
- 都道府県
- 京都府
- 地方公共団体名
- 京都市
- 部・課・担当係
- 都市計画局歩くまち京都推進室
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